高まった想いをリサイタルで表現しています
一つ一つの舞台を通して学んできました
朱ざくら会とは別に、自分自身の研鑽のためにリサイタルをしています
発表会はお弟子さんが主役と考えているのでその指導を中心に、裏方さんとの打ち合わせ、印刷物の製作など、会主としてしなければいけないことが山ほどあり、なかなか自分の稽古に集中する余裕がありません。
リサイタルは全部の費用を一人で持たなくてはならないので、大変なこともありますが、創作の作品を発表したり、舞踊家としてはこの上もない喜びとなります
一言で舞踊家といっても、三種類あって
1、お弟子さんを集めて、指導する。
2、自分が観客の前で踊る。
3、振付をする。
この三つのうちの、どれかひとつという事ではありませんが、誰でも全部こなせるというわけではありません。
私は創作を発表するにあたって、まずテーマを考え、台本を書いて、音を作る。そして振付をして、衣装やかつら、照明等、だんだんに一つの作品として成長していく過程にわくわくします。
自分で振付をしてみる事により、今まで伝統として習ってきた、古典舞踊の素晴らしさを、いつも再確認しています。
お弟子さんの稽古をつけながら、創作活動をして、舞台で踊るのが理想ですが、今後もバランスよく、芸に対しては貪欲に、頑張っていきたいと思います。